REPORT

  • 2023.05.20

尚美学園大学VS至学館大学

尚美学園大学6-7x至学館大学
12安打と打線がつながった至学館大学が、7対6で尚美学園大学にサヨナラ勝ちを収めた。

初回から点の取り合いになったこの一戦。
初回、尚美学園大学は石垣麻弥乃と米谷奈月のヒットで1死一、三塁とすると、村田凪佐の2点タイムリー二塁打で2点を先制する。


するとその裏、至学館大学は2者連続四球で出塁したランナーを犠打で進めて1死二、三塁とチャンスを作ると、反頭瑚桜のタイムリーで2者が生還し同点とする。

さらに大井戸莉瑚のヒットなどで1死満塁とチャンスを広げ、吉野伶がスクイズを決めて勝ち越しに成功。

2回はともにランナーを出すも得点に至らず。
3回、尚美学園大は村田のヒットなどで1死満塁とすると、三條志歩のタイムリーで同点に追いつく。
さらに続くチャンスに本間茜梨のタイムリーで勝ち越すと、さらに戸田若菜のタイムリー内野安打などでこの回4点を奪い試合をひっくり返した。


だが4回、至学館大は敵失と2四球で2死満塁とすると、中谷琴美の2点タイムリーで6対6と試合を振り出しに戻す。
その後は互いにランナーを出しながらホームが遠い展開だったが、7回に試合が決する。
至学館大は脇坂仁南がヒットで出塁し、犠打と申告敬遠などで2死二、三塁とすると、萱沼緋夏が3ボールからの4球目を振り抜き、レフト前へタイムリーヒットを放ってサヨナラ勝ちを決めた。

一方、前年優勝の尚美学園だったが、3投手が10四死球(申告敬遠1つ含む)と乱れ、打線も10安打放つものの4回以降は1安打に抑え込まれ、追加点を奪えなかった。