2024.05.18
【準決勝】IPU環太平洋大vs日本大国際関係学部
【準決勝】日本大国際関係学部3-2IPU環太平洋大
日本大国際関係学部が3回の集中打で逆転し決勝進出を決めた。
7月に女子W杯を戦う侍ジャパン女子代表(マドンナジャパン)にも新たに選出されたIPU環太平洋大の土屋愉菜に対して、日本大国際関係学部・柳理菜監督は「どんどん勝負していこうと思いました」と果敢に立ち向かった。
その成果が出たのが、3回。初回にIPU環太平洋大・杉山華夢のタイムリーで先制を許していたが、日本大国際関係学部打線が繋がる。石井萌の安打や犠打、日野美羽の安打で2死二塁のチャンスを作る、打席には侍ジャパン女子代表の選考合宿にも招集された花本穂乃佳が打席に。
ここで花本は追い込まれながらもレフトへ力強く打撃を弾き返す安打を放ち、二者が生還。さらに相手左翼手の後逸もあり、三塁まで進んだ。さらに高梨由彩もタイムリーを放ち、この回3点を奪った。
その裏に内野ゴロの間に1点を返されるが、4回からマウンドに上がった五十嵐千紘が粘りの投球を続け、最終回には捕手の眞野芽生が無死からの走者が仕掛けたに二盗を刺すなど、援護ももらい最後まで無失点で救援。勝利の瞬間、選手たちは一斉に飛び出し喜びを分かち合った。
決勝戦で勝てば初優勝。柳監督は「やってきたことを思いきり出して欲しい」ですと、選手たちに期待をかけた。
IPU環太平洋大は、土屋が3回以外には無失点に抑えるなど一丸となって戦ったが惜敗。3位決定戦に回ることとなった。