COLUMN
大会コラム

【3位決定戦】秀明大3-I0PU環太平洋大

秀明大が庄司美月の2安打8奪三振完封で雨の中の試合を制し、創部2年目で3位という大躍進を見せた。

試合が動いたのは2回。秀明大は2死から森田瑞希がセンター前安打で出塁すると、続く山田ナミがレフト線への二塁打を放ち森田が生還。貴重な先制点を奪った。

さらに4回には押し出し、6回には中嶋美花のタイムリーで1点ずつを挙げた。

3点の援護をもらった庄司は、ぬかるむマウンドをものともせずに、アウトを重ね、バックも固い守備で庄司を支えた。

最終7回も庄司が3人で抑え試合終了。3位表彰を安芸市・横山幾夫市長らから受けると、主将の岩本侑里英は3年生唯一の部員なだけに喜びもひとしおで目を潤ませ「辛いことも多かったですが、すべて忘れられました」と感慨深く話した。そして夏に向けては「今度は優勝して嬉し涙を流したいです」と声を弾ませ、さらなる高みを見つめた。