COLUMN
大会コラム

2024.05.17

びわこ成蹊スポーツ大vs福井工業大

びわこ成蹊スポーツ大2-7福井工業大
11安打と打線がつながった福井工大が、びわこ成蹊スポーツ大に勝利した。


福井工大は初回、先頭の漢人茉彩が三塁打で出塁すると、捕逸で先制する。その裏に同点とされ、1対1で迎えた4回、松山柊里がヒットで出塁し、澤登愛生の犠打が内野安打となり無死一、二塁。さらに犠打で1死、二、三塁とすると石田香澄が2点タイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。その後も四球でチャンスを広げ、2死一、二塁とすると漢人もタイムリーを放って4対1とリードを広げる。


5回には野選で1点を追加し、なおも無死満塁と続くチャンスに石田が今度は犠飛を放って6点目。さらに鈴嶋遥奈にもタイムリーが生まれて7対1と突き放した。


対する初出場のびわこ成蹊スポーツ大は、粘り強い攻撃を展開。1点を先制された直後の1回裏は、先頭の竹内すずのヒットなどで2死二、三塁とすると肥後郁香がタイムリーを放ってすぐさま同点とする。


6点ビハインドの6回には2死二、三塁から途中出場の丸山美海のタイムリーで1点を返す。最終回も四球から無死一、二塁と追い上げムードを作ったが、後続が倒れて無得点。全国大会初勝利は持ち越されたが、最後まで明るく戦い抜いた。