COLUMN
大会コラム

2024.05.16

京都文教大vs仙台大

仙台大4-0京都文教大

開会式の後に行われた開幕戦は仙台大が、創部2年目で嬉しい全国初勝利を挙げた。

試合が動いたのは2回表。三坂向日葵の三塁打や真弓心の二塁打や相手失策などで仙台大が4点の先制に成功した。

この援護をもらった仙台大先発の串有菜は、オーバースローとサイドスローを織り交ぜる投球で相手打線のタイミングを外しスコアボードにゼロを並べた。「強風の中で守りにも助けられました」とバックにも感謝しながら試合を投げきり4安打完封。全国初勝利に貢献し「本当に嬉しいですし、感動しました」と白い歯を見せた。

また、串と同じく履正社高校から創部1期生として入学し、3打数2安打3打点と活躍した真弓も「ぶつかることもありましたが、とにかく勝つために厳しくやってきました」と、これまでの苦労も思い浮かべ、感慨深く勝利の味を噛み締めた。

男子硬式野球部のコーチから創部に伴い異動した入澤裕樹監督が、「ここから、さらに思いきり戦ってもらえれば」と語るように、さらにチームの歴史を刻むべく快進撃を目指す。