COLUMN
大会コラム

2024.05.17

京都文教大vs至誠館大:試合後インタビュー

京都文教大1-6至誠館大

■至誠館大・松元碧海監督
「監督になってまだ1年目なのですが、大橋が頑張って投げて、守備の好プレーも出ましたし。守備から作って、最後に選手らがよく打ってくれたらと思います。1番バッターの松浦もそうですし、元々1番を打っていた増田が足もあるので、本当は右打者なんですけど大会の2週間前に左バッターにシフトチェンジして足を絡めた攻撃を意識しました。1番と、クリーンアップが終わってからの下位打線でチャンスを作れたらいいなと思っていたら、うまくつながりました。(逆転した5回が)始まる前に一旦全員を座らせて冷静にちょっと話をして。『この回に絶対行くよ』と言ったら選手らも集中してやってくれたので、選手らのおかげだと思います。(6回は)大橋がちょっと球も抜けて来てて、代えてから分かったのですが実際手にも豆ができていました。なので森本には回の途中から行くぞと言っていましたが、ノーアウト満塁を0点に抑えたので、よく頑張ってくれたと思います。今大会の収穫は大橋があれだけ投げてくれたので、8月の和歌山大会もそうですし、6月から始まるリーグ戦にもすごくいい収穫やったかなと思います。バッターもフライアウトも少なくゴロ、ゴロっていう感じでチャンスを作れたので良かったです。課題としては自分らのミスが目立ったりとか、あそこでアウトになっていたら追加点を取れないと思うので、自分らのミスを少なく守備からリズムを作って、ああいう風に大量得点っていうのが僕らのチームの戦い方かなと思うので頑張っていきます」

■至誠館大・平田千夏選手(写真左)
「まだ1点差だったので、ベンチは『まだいけるぞ』っていう雰囲気で、ずっと雰囲気を上げるように意識してやっていました。1点入った時に盛り上がって、そこから1点で止まずにいっぱい取れるようにっていうのを意識してやってまいました。(勝ち越し打の場面は)苦しい状況が続いて、チャンスが何回もあったのに得点できない場面が多かったので、絶対に自分で点を取るっていう気持ちで打席に入りました。調子がいいので、自分を信じて来た球を思いっきりスイングしました。(大会を終えて)チームの雰囲気作りをずっと課題にしています。監督が入って雰囲気を上げてくれたりとかしてるので、選手同士でいい雰囲気を作れるようにするっていうのが課題なので、よかった点はいつもだったら点が入らなくて苦しい場面の時は、みんなで沈んでしまったりとかするので、みんなで声を掛け合って上げていけたのが今日の結果に繋がったかなと思います。個人的にもピッチャーのテンポが一緒になってしまう、投げ急いでしまってる時に間を取ったりとか、ネクストに行って次のバッターに声かけをして、 みんなの気持ちが少しでも楽になるようにという声掛けを意識しています。チームの収穫としては、大会という独特な緊張感の中で一勝できたことです。やっぱり試合経験が少ないので公式戦の一勝というのはチームにとっては大きなことだと思います」

■至誠館大・松浦咲花選手(写真右)
「(同点打の場面は)とりあえずゴロを転がしてランナーを返したいって気持ちはあったけど、焦らず落ち着いて。自分を信じましたね。一・二塁間は狙っていました。(追いかける展開で)イメージは悪くなかったんですけど、それがなかなかうまくいかずにズルズル行って。それで監督からの『落ち着いて、ゴロを転がすイメージで転がせば何とかなる。内野フライだけは避けよう』とアドバイスをもらって、 またさらにいいイメージができました。(大会を終えて)もっと勝ちにこだわっていきたいですね。ずっと負けばっかりだったので、そこをもっと勝っていけるようなチームにしていきたいです。相手のチームも絶対負けたくないっていう気持ち、同じ気持ちで言ってたと思うので、そこに勝てたことはよかったかなと思っています」