COLUMN
大会コラム

2024.05.16

新潟医療福祉大vs大阪体育大

大阪体育大8-0新潟医療福祉大(5回コールド)

女子野球日本一を決める昨秋の全日本選手権で4強入りも果たした大阪体育大が、この4月に創部したばかりの新潟医療福祉大に貫禄を見せて初戦を突破した。

新潟医療福祉大先発の竹本心愛は秀明八千代高で昨夏、全国16強入りした右腕だが、大阪体育大打線が初回から攻めた。

相手失策と侍ジャパン女子代表・白石美優の安打でチャンスを作ると、4番・山本 一花のタイムリー、ダブルスチール、木村 睦実のタイムリーで3点を奪う。さらに後藤優華も安打でチャンスを広げると、その後押し出しで1点を追加し、初回から4点を奪った。

続く2回には、白石が四球を選ぶと、山本と木村の連続タイムリー二塁打で追加点。

さらに松永菜々夏と畑中ゆりあのタイムリーで、この回も4点を奪った。投手陣も内田陽菜、大熊こころ、柏﨑咲和が合計2安打のみに抑え、大阪体育大は相手打線に反撃を許さなかった。

敗れた新潟医療福祉大ではあるが、2番手の水口樹乃が2イニングを無失点に抑え、4番の青木七海が2安打を放つなど、全国大会デビュー戦で確かな足跡を残した。