COLUMN
大会コラム

2024.05.16

札幌国際大vs平成国際大

平成国際大4-1札幌国際大

平成国際大が7月の女子W杯に出場する侍ジャパン女子代表(マドンナジャパン)に新たに選出された久保夏葵の好投で、初戦を突破した。

平成国際大は初回に高橋こゆりの安打や四死球で満塁のチャンスを作ると、元木遥香の犠飛や押し出し四球で2点を先制。3回は高橋の三塁打でチャンスを作ると、一谷優奈の犠飛で3点目を挙げた。

援護をもらった久保は、3回裏に信貴友郁の安打や四球、三浦帆菜の犠飛で1点こそ失うが、続くピンチを見逃し三振で脱した。

以降は久保が走者こそ出すものの、一塁手・尾羽しおりの素早い送球によるスクイズ阻止などもあり反撃を許さず。7回表には三たび高橋の安打からチャンスを作ると、元木がタイムリーを放ちダメ押し。平成国際大が逃げ切った。

出来については、濱本光治監督も久保自身も「全然ダメでした」と口を揃えるほどだったが、それでも1失点にまとめたのは、日本を代表する右腕の1人である真価だろう。