COLUMN
大会コラム

2024.05.16

至学館大vs日本大学国際関係学部

至学館大2-4日本大学国際関係学部

11安打と打線の繋がった日大国際関係学部が、前年準優勝の至学館大に勝利した。

日大国際関係学部は初回、花本穂乃佳のヒットなどで2死一、二塁とすると水口華緒がレフトへ2点タイムリー二塁打を放ち、先制。さらに松本安純もタイムリーで続き、3対0とする。

その後は互いに走者を出しながらも、決定打に欠き3対0のまま試合は進んでいく。
だが4回、至学館は萱沼緋夏の二塁打で2死二塁とすると、鷲見文寧のショートゴロが相手の悪送球を誘い、萱沼が一気に生還。3対1と1点を返す。

さらに5回には代打・齋藤梨奈が二塁打で出塁すると、犠打で三塁へ進み脇坂仁南のタイムリーで1点差に迫る。


流れが至学館大に傾きかけていたが、日大国際関係学部はその直後の6回に打線がつながりを見せる。
1死から水口、松本が連打でチャンスを広げると、石井萌のタイムリーで追加点を挙げ、4対2とリードを広げる。

投げてはエース・相田千陽が7安打を打たれながらも、複数失点は許さない粘投。柳理菜監督は「うちのエースなので。最後まで頑張ってもらいました」と、指揮官の期待に完投勝利で応えた。

対する至学館大も、先発の渡辺光咲が立ち上がりに打ち込まれたものの、以降は立ち直って粘り強いピッチングを展開していたが、敗れてしまった。