東海大学静岡キャンパス4-2びわこ成蹊スポーツ大
序盤の得点を守り切った東海大学静岡キャンパスが、追いすがるびわこ成蹊スポーツ大を振り切り勝利した。
東海大学静岡キャンパス1回表、先頭の鈴木はながヒットで出塁し、犠打などで1死一、二塁とすると千葉穂乃果のタイムリーで先制。さらに1死二、三塁と続くチャンスに宮茉夢がスクイズを決めて2点目。その後、捕逸もあり3対0と一気に3点を先行する。
2回には関口瑞生の犠飛で4対0とリードを広げる。
先発は前日完投の千葉が託され、2回には満塁、3回一、二塁とピンチを背負うが要所を締め、切り抜けていく。
だがびわこ成蹊スポーツ大は4回、2安打と四球で2死満塁とすると、竹内すずが2点タイムリーを放って4対2と追い上げを見せる。
その後は両チームともに、走者を出すもののホームが遠い展開。東海大学静岡キャンパスは2死二塁で鈴木桃花のライトへのヒットに二塁走者がホームを狙うが、びわこ成蹊スポーツ大の中継プレーに阻まれてしまう。
そのびわこ成蹊スポーツ大は7回、2死満塁と一打サヨナラのチャンスを作るがあと一本が出ず。
千葉が2試合連続となる完投で、初出場の東海大学静岡キャンパスが大会初勝利を挙げた。
びわこ成蹊スポーツ大は1回途中から救援した若宮純奈が1失点こそしたものの、3回以降は得点を許さない好投。攻撃陣も7安打と奮闘したが、及ばなかった。
両校ともに予選リーグ全2試合を終え、東海大学静岡キャンパスは1勝1敗、びわこ成蹊スポーツ大は2敗となった。
