2025.05.15

【予選リーグ】福井工業大vsIPU環太平洋大

IPU環太平洋大 8-3 福井工業大

予選リーグ2日目。昨年の夏の選手権・決勝カードの福井工業大とIPU環太平洋が両者一歩も譲らないシーソーゲームを繰り広げた。

まず試合が動いたのは1回裏、IPU環太平洋大の攻撃。岡田梨花・千見寺真央・國井奏碧の3連打で1点を先制する。

対する福井工業大は2回表、相手の失策や澤登愛生の左中間を抜ける安打、並木加奈の犠打で2死二、三塁とし、9番・鈴嶋遥奈の左適時打で同点に追いつく。

さらに3回表には先頭の阿部莉真から柵越えの本塁打が飛び出し、逆転に成功。福井工業大が試合の流れを引き寄せる。

IPU環太平洋大も食らいつく。3回裏、1死から國井が四球で出塁すると、主将・生内アンジェリカ幸の安打でランナーを三塁まで進め、丸山詩緒の犠飛で1点差に詰め寄った。

5回裏には國井が四球を選び、代走に北條真由を起用。その後、生内の犠打と丸山の適時打でついに同点に追いついた。

続く6回裏には中村・黒木の連打で無死一、三塁のチャンスを作ると、岡田の適時二塁打で逆転に成功。岡田はガッツポーズで喜びを爆発させた。

さらに、千見寺・猪股華の適時打や2つの押し出しでこの回一挙5点を追加。勝利を決定づけるイニングとなった。

最後は昨日に続いての登板となった佐藤美咲が1回1/3を無失点で締めくくりゲームセット。IPU環太平洋大は予選リーグAを1位通過し、決勝トーナメント進出を決めた。

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