【準決勝】至学館大学VS日本大学国際関係学部

【準決勝】至学館大学2-0日本大学国際関係学部

本日、最終日を迎えた第9回全日本大学女子硬式野球選手権の準決勝第1試合は、投打のかみ合った至学館大学が2対0で日本大学国際関係学部に勝利。この後の準決勝第2試合終了後に行われる決勝進出を決めた。
至学館大は初回、2死無走者から市川陽菜が二塁打で出塁すると、投手からの牽制球を二塁手が捕球ミスした間に三塁へ進む。すると続く反頭瑚桜がタイムリーを放ち、1点を先制。

3回には髙橋奈央が四球で出塁。続く脇坂仁南のバントが内野安打となり、さらに市川がヒットで無死満塁とすると、野選の間に2点目を挙げる。

先発した角田麗菜は立ち上がりのピンチをしのぐと、以降も粘り強いピッチングで相手に反撃を許さない。
5回には先頭打者に四球を与えてしまうが、「ポイントになる回かな」と見た深澤監督がマウンドへ足を運び「このランナーが還ったとしても負けることはないから、しっかり一つずつアウトを取るように」と声をかけた。
その後2死三塁とし、迎えるはここまで2安打の花本穂乃佳だったが、センターフライに打ち取りピンチを脱した。

守備陣も無失策の堅い守りで援護し、結局、角田が最後まで投げ切り4安打無失点で完封勝利。
至学館大の決勝進出は、準優勝した2015年以来となる。

日大国際関係学部は初回、花本穂乃佳が二塁打で出塁し、続く水口華緒もヒットで無死一、三塁としたが次打者のショートライナーに水口が飛び出してしまい併殺に。先制の好機を逸してしまった。


その後もほぼ毎回、ランナーを出したがあと一本が遠い展開。
一方、4回から救援した相田千陽が代わり端こそランナーを背負ったが、2回連続三者凡退に打ち取るなど好投を見せたが及ばず。
日大国際関係学部は準優勝した昨年に続く決勝進出はならなかった。